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ヨーグルトメーカー「鶏もも肉のでコンフィ」を作ってみた

普段なかなか食べる機会がなくて作ろうと思ってもなかなか手が出ない。

そんな料理の1つが「コンフィ」


低温の油でじっくりと煮込むことでコクとしっとりとした食感が味わえる。

普通に料理すると結構な手間がかかる料理だけども、ヨーグルトメーカーを使うことで意外と簡単にできてしまう。

コンフィを作りたいと思ったきっかけは天海祐希主演の「Chef〜三ツ星の給食〜」というドラマで天才シェフである天海祐希が鴨のコンフィを屋台で人気商品としてヒットさせたシーンを見て、いつかは食べてみたいと思ったのがきっかけだ。

当時は高い技術と知識と経験が必要で家庭では作ることが出来ない高級な食べ物だと錯覚していたが、なんのことはない、ただの油で煮込んだ肉だったと知ったのはかなり後になってから。

こんなことを言っては料理関係者に怒られてしまうので訂正します。すいません。

ただ、家庭で誰でもできる料理だということは確かだ。

コンフィを作る際に難しいのは油の温度低温でじっくり煮込む為、通常ら鍋から目が離せないのだが今は便利な調理器具が色々あるので使わない手はない。

その中の1つが「ヨーグルトメーカー」だ。


ヨーグルトメーカーはヨーグルトを作るだけの機械ではなく様々な調理を可能にしてくれる。

温度が数℃上がり下がりするだけで食材の食感が全く違ってくる低温調理。

しかしヨーグルトメーカーを使うと1℃単位で温度設定ができ、その温度を保ってくれるので1番重要な温度管理は任せっきりでOKだ。

前置きが長くなりましたが作ってみましょう。

今回は鶏モモ肉でコンフィを作ってみた。

材料
・鶏もも肉
・ハーブソルト
・塩
・オリーブオイル

これだけで作る。
本当は本格的に色々なハーブを入れたいところだが買い物に行くのが面倒で超簡単に済ませることにした。

まず鳥もも肉に塩とハーブソルトを振る。

ハーブソルトだけでは少し塩分が低いので塩も振っておくいい。

塩が内部に染み込むまで冷蔵庫に入れておく。
5時間程度でいいかな。

前の日の夜に仕込んで次の日作るくらいでOK。

仕込んでおいた鳥もも肉をジップロックに入れオリーブオイルを投入。


しっかりと空気を抜きもも肉全体にオリーブオイルが行き渡るようにする。

ヨーグルトメーカーにジップロックに入れたお肉を入れるわけだが、もちろん容器に水も入れなきゃならない。
しかし、通常のヨーグルトメーカーはそこまで火力が強くないので水道の水をそのまま入れてもなかなか設定温度にならない。

できればヨーグルトメーカーで設定した温度まで上げたお湯を使った方が良い。

ちなみに私は65℃に設定。

コンフィのレシピなどを見ると80℃のオイルでじっくり煮込むと書いてあるが、80℃まで温度を上げると肉のタンパク質が硬くなり、肉のしっとり感が無くなる。

私の好みは62℃〜65℃。

肉の種類によっても違ってくるが鶏もも肉ならこの程度でいい。

正直80℃でじっくり煮込むなんて高温過ぎて肉がぼそぼそになりますぞ。
普通の煮込み料理と変わらない肉になる。

まぁ、個人的な意見なので、自分の好みの温度を見つけるのもコンフィの愉しみの1つだ。
そもそも私のヨーグルトメーカーの最高温度は70℃だし。

今回は65℃で6時間程に設定した。

温度は低ければ低い程良い生に近い食感になってくるが、衛生面も気をつけなければならない。

鶏肉であればきっちり殺菌できて中までしっかりと火を通す必要がある。
しかし食感も考えるとなるとこのくらいの温度が妥当だろう。

時間はもう少し短く設定してもいいが、その間にやることがあったので長めに設定。

さて、出来上がりを見てみるとほんのりと桜色をした部分がありしっとりした感じが伝わってくる。

結構な時間を使ってるので中までは確実に火が通っている。

次は表面を香ばしくカリッとする為フライパンで皮の方を焼き上げる。
あまり長く焼くとコンフィの意味がないので高温でさっと焼いて焼きめをつけるのだ。

さぁこれで鶏もも肉のコンフィが完成。

外はカリッと仕上がり中はしっとりとしている。

味付けして一晩置いているので味はしっかりしている。

オリーブオイルの香りが良く上品な大人の味付けという感じだ。
そして何よりコクがある。

オイルで漬けているからか味になんとも言えない重厚感がある。
間違っても脂っこいということではない。

家族のからの評判が良く今では料理レパートリーの1つになっている。

温度管理ができるものであれば低温調理器などでもできるし、炊飯器の保温機能でもできる。炊飯器の場合は細い温度設定ができないが、まぁ似たようなものができる。

完成まで時間は長いが簡単にできる。
ヨーグルトメーカーでのコンフィはおすすめだ。

 

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