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インターネットの仕組み サーバーとは

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インターネットを閲覧したり、仕事でパソコンを使う仕事などをしていると必ず
サーバー
っていうワードが出てきますよね。
 
実際にサーバーってなんだかわかりますか?
 
なんとなく雰囲気でサーバーって言葉を使っているけど・・・
 
良くわからない!!
しかも今更聞けない!!
 
って人が多いかと思います。
 
今回はサーバーと、私達がサイトを見る為の流れについて簡単に説明します。
 
ではまずサーバーとは一体どんなものなのか見てみましょう。
 

 

サーバーとは

 

 
サーバーは簡単にいうと、サービスを提供するコンピューターです。
 
私達はインターネットを通じてメールをしたりサイトやブログを見たり、動画を見たりショッピングをしたりと様々なことができます。
 
その様々なサービスの情報を保管しているコンピューターをサーバーといい、私達の持っているコンピューターをクライアントといいます。
 
 
 
サーバー   ⇒ 情報を保管しているコンピューター
クライアント ⇒ 情報がほしい人
 
 
他にも、私達が目的のWebサイトに辿り着くまでの手助けをしてくれるサーバーもあります。
 
サーバーによって役割は違いますが、共通するのはクライアントがサーバーから情報を得ている
 
ということです。
 
 
では、サーバーとはどのようなコンピューターなのでしょうか?
 
実はサーバーは私達が使っているパソコンと仕組みはそんなに変わりません。
 
ただ、アクセス数が膨大、または銀行のなどの金融関係のデータがあるサーバーなどは中身は特殊でタフなコンピューターを使用しているようです。
 
 
サーバーは個人で持てるのか?
 
サーバー専用のソフトウェアと知識があれば自分のパソコンをサーバーにすることも可能です。
 
しかし、個人でサーバーを構築するメリットはあまりない費用やメンテナンス)のでレンタルでサーバーを借りるのが一般的です。
 
レンタルといってもサーバーを直接自宅に持ってくるわけではありません。
 
Web上でデータを保管し、クライアントに送信できる状態にするということです。
 
大きな会社では自社でサーバーを持っているところもあります。
ただ、サーバーを管理する技術力を持った人が常時いなければならないのでそれなりの人件費と維持費等はかかります。
 
 

 

Webサイト閲覧までの流れ

 

 

さて、サーバーというものがどういう役割を果たすものかはだいたいイメージができたかと思います。
 
しかし、サーバーは情報を提供すると言いましたが、サーバー全てを誰でも閲覧できるわけではありません。
 
会社の機密情報などをサーバーに置き、アクセスする権限がない人には見られないようにすることもできます。
 
では次に、一般的なWebサーバーといわれるサーバーからどのようにクライアントが情報を得ているのか、つまり私達が普段どのようにしてWebページ(サイト)を閲覧できているのか、その流れを簡単に解説してみましょう。
 
Webサイトを見るにはかなり大まかにいうと3つのステップがあります。
 
・Webブラウザ
・DNSサーバ
・Webサーバー
 
の3つです。
 
この3つの流れを覚えておくとインターネットのイメージができてきます。
 

 

Webブラウザ

 

 

まず、インターネットでWebサイトを見るためにはWebブラウザというソフトが必要です。
 
 
Google Chrome 
 
Internet Explorer 
 
Firefox
 
Microsoft Edge
 
など他にも様々なブラウザが存在します。
 
そのブラウザごとに様々な機能がついていて違いがありますがそれはまた今度にしましょう。
 
ブラウザとはWebページをモニターに映しだしてくれるソフトで、インターネットを利用する為の入り口となります。
 
DNSサーバー
 
サーバーにはWebサイトなどの情報を提供してくれるWebサーバーの他に、目的のサーバーを見つけてくれるDNSサーバーがあります。
 
 
DNSとは (Domain Name System)の略で
ドメインネームシステムです。
 
ドメインとはURLの一部分です
URLは私達にとっては身近な言葉なのでわかるかと思います。
 
GoogleのURLで例えると
 
https://www.google.com
        ⇑ 
      この部分です
 
URLはインターネット上においての住所になります。
同じものは存在しません。
 
実際の住所でも同じものが2つあると郵便物の配達員が混乱しますよね。
 
このURLによってコンピューターどおしでインターネット上の通信のやりとりができるのです。
 
ただ、このURLは人間に分かりやすく見せるためにつくられたものでコンピューターは認識できません。
 
コンピューターはIPアドレスという数字で目的のコンピューターにたどり着きます。
 
つまり、私達人間は住所を聞けば正確な位置はわからなくても大体の場所は推測できます。
 
しかし緯度と経度で言われても全くわかりませんよね。
 
東京都千代田区千代田1−1
     ⇑
これは皇居の住所ですが緯度経度で表すと
     ⇓
35.677730139.754813
 
となります。
 
URLとIPアドレスはこの関係によく似ています。
 
ちなみにGoogleのIPアドレスは
172.217.31.164です。
 
この数字の並びだけでは誰もGoogleだとわかりませんよね。
 
 
・URLのhttps://www.google.comだとコンピューターはわからない。
 
・IPアドレスの172.217.31.164だと人間がわからない。
 
 
そこでDNSサーバーが登場するわけです。
 
 
DNSサーバーは人間が入力するURLがどのIPアドレスに該当するか探し出してくれます。
 
DNSサーバーにも種類があり、いくつかのDNSサーバを経由して最終的にIPアドレスを割り出します。
 
DNSサーバが探し出してくれたIPアドレスは最終的にクライアントに送り返されます。
 
そのIPアドレスを元に目的のWebサイトと通信できるわけです。 
 
 
ちょっとめんどくさい話しになったので簡単にまとめてみましょう
 
 
 
クライアント
「Googleのサイトに行きたい!」
    ⇓
 
ブラウザのアドレスバーにURL
https://www.google.com
を入力。
    ⇓
 
パソコン
「URLじゃ通信できないよ。DNSサーバーさんIPアドレス教えて。」
    ⇓
 
DNSサーバー
「あいよっ!ちょっとまってな」
    ⇓
 
いくつかのDNSサーバーが連携してサイトのIPアドレスを探し出す。
    ⇓
 
DNSサーバ
「お待たせ。これがGoogleのIPアドレスだよー」
    ⇓
 
パソコン
「ありがとー!これで通信できるぜ」
    ⇓
 
パソコン
「おーい!Googleさん。お宅のサイト見たいからページダウンロードさせてー」
    ⇓
 
Webサーバー(Googleのサイト)
「どうぞー」
    ⇓
人間
「おっ、表示された」
 
 
というやりとりを超高速で行なってます。
※実際はもっと複雑
 
 
私達がWebサイトを見るには基本的にこのような動きになっています。
 
アドレスバーに直接IPアドレスを入力しない限りはDNSサーバが裏で活躍していたんですねー。
 
ただ、現在は検索エンジンの発達でURLを直接入力するということはだいぶ減ってきました。
 
目的のサイトを探すというよりも目的のキーワードが載っているサイトを探すといった形ですね。
 

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