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揚げ物で油はねしないようにするには⁉

食品の疑問
 
 
みなさん油を揚げるときに油はねで火傷した経験ってないですか?
 
私ははじめてイカリングのフライを揚げたときに火傷した経験があります。
 
 
あれは油ハネという生易しいものではなく爆発ですね。
それ以来イカは揚げるものではないという認識です。
 
 
揚げ物を食べたいけど油はねが怖い。
そんな方は結構いると思います。
 
おいしいけどおっかない揚げ物の被害を最小限に抑えたい!
そのためには油はねの理屈を理解しなければなりません。
 
 
なぜ油はねは起きるのか⁉
原因は食材に含まれる『水と空気』です。
 
水は温度が上がると気体になり、気体になった空気が更に暖められると体積が一気に膨張し、食材の中で逃げ場を失い破裂、爆発します。
 
風船に空気を入れすぎて破裂するようなものですね。
その破裂の規模が大きいと油が一緒に飛び散り大変な目に合います。
 
油はね(爆発しやすい食材)と対処法
私の経験や調べてみたものですが
 
 
イカ
 
冒頭でも述べたようにイカはヤバイです。
 
イカは薄い皮が4層になっており、皮と皮の間に含まれている空気と水が爆発の原因となります。
 
 対処法
 全ての皮を剥ぐことはシロウトだと無理に等しいので、イカの身の表と裏の水気を入念に拭き取ること。
サイコロ状に切り込みを入れ空気を逃がす道を作る。
揚げる前に下茹でする。もしくはあらかじめ電子レンジで爆発させておく。
 
 
 
 
レバー
 
レバーの竜田揚げって美味しいですよね。
でも、レバーも揚げ物にすると危険な一品です。
 
レバーは他の臓器よりたくさんの水分を含んでおり、更に血管も多数存在しているので血管内の空気や水が原因で破裂します。
 
対処法
・レバーの血管を全て取り除くのは家庭料理としては手間がかかりすぎますので、深め
   に細 く切り込みを入れていきます。
 
・揚げる前に下味を漬ける。
 それにより内部の水分が脱水され余計な水分がなくなる。 漬物と同じ要領ですね。
 
・小麦粉や片栗粉をしっかりつけて水分を吸収させる。
 
・電子レンジであらかじめ爆発させておく。
 
 
 
 
 
コロッケ
意外と揚げるときに失敗するケースが多いのがコロッケ。
破裂してベチャベチャになってしまったなんてよく聞きます。
 
対処法
コロッケは潰したじゃがいもをすぐに揚げると破裂の原因になるようです。
『冷蔵庫でしっかり冷やす』ことでじゃがいもの中の空気が抜けることと、内部の温度が上昇しにくくなります。
かと言って中身が冷えたままということはありません。
油から上げても予熱で充分ホクホクで美味しいコロッケができます
 
 
 
 
ウィンナー
ここまで読んでいる方はわかると思います。そう、ウィンナーの皮が空気の逃げ場をなくしてますね。
 
・対処法
切り込みを入れてください。
 
 
 
 
 
餅はイカと並ぶ危険な食べ物です。揚げた餅のおいしさはイカリングにも匹敵する美味しさですが、ネット上でも話題になるほど揚げると危険です。
 
・対処法
わかりません。
色々調べましたが餅が爆発する理由がいまいちつかめませんでした。
 
 
 
 
他にも色々と揚げ物で油はねしやすい食材がたくさんありますが、共通するものは食材の内部に残っている水と空気です。
 
そしてそれらが皮や血管などで覆われ、逃げ場のない状態で高温になると破裂や爆発を引き起こし火傷を負ってしまうことになります。
 
 
🔶まとめ
上記に対処法を書きましたが、揚げ物が油はねないようにするには・・・
 
 
・水分を拭き取ること。
・皮などがあるものは切り込みを入れること。
・小麦粉や片栗粉でをしっかりつけて水分を吸収させること。
・あらかじめ下茹でか電子レンジで爆発させておくこと。
・塩などで食材の水分を脱水すること。
・揚げる時間を長くし過ぎないこと。
 
 
等で強烈な油ハネを『減少』させることができます。
あくまで減少ですよ。
 
プロの料理人のように毎日同じように同じ食材を触り調理するわけではないので完璧な下処理は家庭ではなかなか難しいかと思います
 
揚げ物の油が怖くて揚げ物ができない!でも食べたい!作りたい!
という方はオイルスクリーン、オイルネットといった優れものも売っているのでそれを使うのもありですね。

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