ギンッギンに冷やしたビールのつまみに、パリッパリ、サックサクの手羽先!
最高ですね
このコンボが満足いくまでに一体どれだけの時間を要したことか。
揚げ方次第では焦げたり衣の歯ごたえがいまいちだったり・・・
しかし、色々思考錯誤し何とか満足いく揚げ物ができるようになり、ビールも美味しく飲めるようになりましたよ。
今回は揚げ物について僕なりに辿り着いた結果を語っていきたいと思います。
一応理屈も交えて説明していくので少しでも皆さんの素敵な晩酌タイムに役立ててればと思います。
今回はタイトルの通りパリパリ、サクサクの揚げ手羽先を作ります。
まずは仕込み
塩分3~5%の塩水を作りジップロックに手羽先と共に入れて冷蔵庫で4~5時間置いておきます。
塩分濃度は好みですので濃いめが好きな方は5%。薄くてもいい方は3%。 だいたい3~5%であれば失敗はありません。
塩だけでも美味しい手羽先が出来ますが物足りない方はお好みでにんにく、しょうが、ハーブなどを一緒に加えてくださいな。
レモン汁とかもいいかもしれません。
ここで、「えっ?醤油使わないの?」って思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
でも今回はあくまでも失敗せずにパリパリサクサクとした食感を出すためのレシピなので醤油は使いません。醤油も高温で熱すると焦げてしまう原因になりますんで。
この手羽先を食べた後では醤油が必要ないことがわかるでしょう
下味がついたら手羽先を取り出し、クッキングペーパーなどで丁寧に水気を拭き取り、ザルに入れラップをせずに1時間程冷蔵庫に入れて水分をとばします。
冷蔵庫は乾燥してるので水分をとばすのにもってこいです。揚げ物をカラッと揚げる為には水分が天敵です。
☆衣づけ
さて、冷蔵庫から取り出したら衣をつけます。
今回は片栗粉と小麦粉を1対1で混ぜます
なぜ2種類の粉を混ぜるかというと、小麦粉と片栗粉にはそれぞれ特徴があり、混ぜ合わせることで片方の足りない部分を補います。
・小麦粉の特徴
小麦粉はグルテンというたんぱく質が含まれており油で揚げると外側はカリっと中はモチっとした食感になります。
しかし、タンパク質が含まれる為高温で熱すると焦げやすいです。
ですので、小麦粉だけで揚げるときは二度揚げするのが良いとよく言われます。
一度目は低温で焦がさないように揚げ、油からあげ余熱で火を通します。
二度目は高温でさっと揚げカラッとした食感を出します。
小麦粉だけで揚げるとちょっと面倒だし慣れないと失敗も多々あります。
・片栗粉の特徴
片栗粉は100%デンプンなので焦げにくいです。
特徴は白い衣でサクサクとした食感です。
しかし食材から衣がはがれやすいという声もありますし、小麦粉ので揚げたもののようにモチっとした食感はありません。
片栗粉だけで揚げたものを竜田揚げといいますね。
以上の小麦粉と片栗粉の良いところを生かし、小麦粉と片栗粉を混ぜちゃいます!
割合は1対1。 よ~く混ぜましょう(^◇^) なにか危ないお薬みたいですね
手羽先に粉をまんべんなくつけたら余分な粉を払い落とします。
余分な粉をきちんと取らないと油の中は粉だらけになり、次第に焦げ始め食材にまとわりつきます。
準備が出来たら揚げに入ります。
いっぺんに大量に揚げると油の温度が急激に下がり、衣がすぐに硬くならず肉同士がくっついてしまいます。
家庭用の鍋なら3~4本ずつ揚げましょう。
時間は計ってないので適当ですがだいたい3分くらいかな…
このくらいの色になればOK!
どうです!? 美味しそうじゃありませんか!?
揚がったら冷めないうちに食べましょう(*”▽”)
晩酌タイム突入。
冷えたビールで喉の調子を整えてからかぶりつくっ(‘Д’)
サクサク パリパリ食感が歯と耳に届いてきます。
肉もいい感じにジューシーで味も濃すぎず薄すぎず。
いくらでもイケそうだ。
成功です
ビールが格段に美味しく感じます♪満足
これはマジおススメ( ゚Д゚)気が向いたら作ってみてくだされ
味が濃いめが好きな方は塩分濃度を少し濃くしてください。
パリパリの食感をもっと出したい方は片栗粉の割合を多くして長めに揚げてください。
以上!今回のつまみは揚げ手羽先でした☆
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