ビタミンの種類と効果 わかりますか⁉

 
ドラッグストアやスーパー、コンビニなどにも手軽にとれるサプリして並べられているビタミン
 
イメージとしてはレモンなどの柑橘類の酸っぱいイメージや肌にいいとかですよね。
 
体に必要なものだというのはわかっていても、実際どのような種類と効能があるのかわかりますか?
 
今回はビタミンとは一体なんなのか。ビタミンの種類と効果などについて解説してみましょう。
 

ビタミンの定義 ビタミンとは

 
 
ビタミンの定義
微量で生体機能の調節を行い、生体内で合成されないか又は生体内で合成されるが必要量に満たない物質
 
 
とあります。
 
要は体の健康を維持していく上で欠かせないもので、体の中ではつくることができない若しくはつくられても少量過ぎて意味がないから食べなきゃいけないものです。
 
ビタミンはその名前から全て似たような物質だと思っていましたが、この定義に当てはまる物質の総称なんですね。
 
ビタミンはその昔、兵士が集団で同じような病気にかかり、その原因を発見したことから始まります。
通常の食事をしていればかからない病気でも、限られた食事しか摂ることができなかった戦場や船の上ではビタミン不足による病気の発症が多かったようです。
 
日本でも江戸時代では白米ばかりを中心に食べていた為、脚気が流行っていたのは有名な話しです。
 

ビタミンの役割とは

 
ビタミンには種類がたくさんありますが、
 
ビタミンの役割は体をメンテナンスすることです。
 
例えばたんぱく質、糖、脂質(肉や魚や米)など、いわゆる三代栄養素といわれるものは体を動かす為に必要な栄養ですが、人間の体は複雑です。
 
それだけではいずれ体に不調をきたします。
 
車や電車、飛行機など動かす為の燃料や電気だけではいずれ故障したり動かなくなってしまいます。
 
日頃のメンテナンスがあってこそ安全に動くわけです。
 
ビタミンの役割はそういった体のメンテナンスに必要なものです。
 
 
ビタミンの種類

 
ビタミンの種類は13種類です。
 
そしてビタミンの性質上大きく2種類分けられます。
 
それは水溶性ビタミン脂溶性ビタミンです。
 
まずはこの2つの性質を説明しましょう。
 
 
 
水溶性ビタミンとは
 
字の通り、水に溶けるビタミンの種類です。
体内で使用される分量以外は尿として排出されます。
よくビタミン剤を飲むとオシッコが黄色くなりますよね。
あれは必要以外のビタミンが排出されていということです。
 
 
脂溶性ビタミンとは
 
水溶性とは反対に水に溶けないビタミンです。
水に溶けないので水溶性ビタミンのように尿から排出されることなく体内に蓄積されていきます。
 
脂溶性ビタミンを大量に摂取すると・・・
 
ビタミン過剰症
 
という体に様々な障害を引き起こす原因になります。
ただ、通常の食事をしている分には問題はありませんが、サプリメントなどによる大量摂取には気をつけて下さい。
 
 

ビタミン13種類と効果

ビタミンA 脂溶性
ビタミンB1  
ビタミンB2  
ビタミンB6  
ビタミンB6  
ビタミンB12  
ビタミンC  
ビタミンD 脂溶性
ビタミンE 脂溶性
ビタミンK 脂溶性
ナイアシン  
葉酸  
ビオチン  
パンテトン酸  
 
ビタミンの13種類のうち4つが脂溶性なんですね。
A・D・E・Kが脂溶性で他は水溶性と覚えておけば簡単です。
 
では、各ビタミンの働きと、欠乏症になった時の症状を見てみましょう。
 
 
ビタミンA
 
働き
皮膚や鼻、喉の消化器官などの粘膜を正常に保ちます。
暗い場所で目が慣れることを助け、視力の低下を防ぎます。
 
欠乏症
乳幼児は角膜の乾燥から失明に至る可能性があります。
成人男性は夜盲症や免疫機能の低下や粘膜上皮の乾燥などから感染症にかかりやすくなります。
 
 
 
 
ビタミンB1
 
働き
糖質がエネルギーに変わるときに必要です。
また神経の機能を正常にします。
 
欠乏症
不足すると糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲労物質の乳酸がたまって疲れやすくなります。
代表的な欠乏症は脚気です。初期症状は食欲不振、手足のしびれ、むくみなど。
 
 
 
ビタミンB2
 
働き
エネルギーの代謝、皮膚や粘膜の健康維持、有害な過酸化脂質の分解に関与する。
エネルギーの消費が多いほど、ビタミンB2はたくさん必要になります。
 
欠乏症
皮膚や粘膜に炎症がおこりやすくなります。
症状は 口角炎、口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎。 目が充血してゴロゴロする、など。
子供では、不足すると成長障害が起こります
 
 
 
ビタミンB6
 
働き
たんぱく質の代謝に不可欠。食品のたんぱく質からエネルギーを産生し筋肉や血液を作るときに働きます。
免疫機能を正常に維持し、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
脂質の代謝もサポートし、肝臓に脂肪が蓄積するのをセーブするのでお酒をたくさん飲む人は 脂肪肝を防ぐためにビタミンB6が多い食品を摂りましょう。
 
欠乏症
皮膚炎、口内炎、貧血など。
神経系の異常(うつ、脳波異常、けいれん発作)
抗生物質を多く服用している方はビタミンB6欠乏症の原因となることがあります。
 
 
 
ビタミンB12
 
働き
葉酸と共に赤血球のヘモグロビンの生成を手助けします。また神経を正常に保つ働きもあります。
 
欠乏症
不足すると 赤血球が減ったり、巨大な赤血球(巨赤芽球性貧血)ができてしますが、極端に偏食をしない限りはビタミンB12は不足しません。
動物性食品に含まれ植物性食品にはほとんど含まれず、採食主義の方は欠乏することがあります。
 
 
 
ビタミンC
 
働き
ビタミンCはコラーゲンの合成に必要です。
鉄の吸収力を高める。
ストレスの抵抗を高める
抗酸化作用があり、しみのもとの黒色メラニンの合成を抑えます。
 
欠乏症
壊血病というビタミンCの欠乏症でコラーゲンの合成ができなくなり歯茎などからの出血があります。また疲労感や倦怠感などの症状があります。
喫煙はビタミンCを大量に失うので注意が必要。
 
 
 
ビタミンD
 
働き
カルシウムやリンの吸収を良くします。
血液のカルシウム濃度を一定に保ち、丈夫な骨をつくるのに役立ちます。
 
欠乏症
子供は骨の成長障害が現れます(くる病)。
大人で骨軟化症。
高齢者は骨折しやすくなります。
 
 
 
 
ビタミンE
 
働き
強い抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぎ細胞の健康維持を助けます。
 
欠乏症
脂質が酸化されることからまれに神経障害を起こす場合があります。
サプリや薬からの大量摂取で出血傾向なるので注意。
 
 
 
 
ビタミンK
 
働き
出血した時に血を固める助けをします。
骨の形成をうながします。骨粗しょう症の治療薬にもなっています。
欠乏症

欠乏すると、血液を固めるのに時間がかかります。

 
 
 
ナイアシン
 
働き
脂質、糖質、たんぱく質からエネルギーを生産するのを補助します。
アルコールの分解にも役立ち、たくさんお酒を飲む人はナイアシンが足りなくなります。
 
欠乏症
ナイアシンは不足すると消化不良や食欲がなくなります。
また、皮膚の病気や下痢を起こすペラグラという症状が出てきます。
 
 
 
葉酸
 
働き
赤血球や細胞の形成を助けます。胎児の正常な発育には必要不可欠で妊婦の方は特に必要になります。
 
欠乏症
通常の食事では足りなくなることはほぼありませんが、妊婦は消費量が多いためたくさん摂ったほうが良いでしょう。
 
 
 
 
ビオチン
 
働き
皮膚や粘膜、爪、髪の健康に深く関わっています。
 
欠乏症
不足すると脱毛、アトピー性皮膚炎、食欲不振、うつなどの症状が現れます。
 
 
 
パンテトン酸
 
働き
脂質、糖質、たんぱく質からエネルギーを生産するのを補助します。
コレステロール、ホルモン、抗体の合成に関係し、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
 
欠乏症
色々な食品に含まれているので通常の食事で不足することはほぼありません。
不足すると成長障害、手足のしびれ、頭痛などの症状が現れます。
 
 
 
サプリメントは必要か?
さて、ビタミンの効果を書きましたが、サプリメントでこれを完全に補うことができるのでしょうか?
 
サプリメントで栄養を補うことに関しては様々な意見があります。
 
サプリメントを肯定する人、否定的な意見を持つ人。
どちらも正しいことを言ってるような気がしますが、なかなかこの論争は決着がつきません。
 
きちんとした答えはなかなか出ないようですね。
 
しかし、人間が合成したサプリメントや栄養剤などは全く効果がないなんてことはありません。
 
極端な話し、意識がなく寝たきりの人が点滴だけで生きていくことができるように、食物を取らなくても人間が作った栄養剤だけでも生命は維持できるのです。
 
ただ生命は維持できても健康を維持できるかというのは別問題ですが。
 
ビタミンは今の世の中であれば、好き嫌いなくごく一般的な食事をすれば足りなくなるということはまずありません。
 
偏った食生活や、必要以上に体を動かさなければならないアスリート、通常よりも栄養の消費量が高い妊婦さん、忙しくゆっくり食事を摂れない人などはサプリメントで上手に栄養を補充するのがよいでしょう。
 
 

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