政治の仕組みを簡単にわかりやすく勉強してみよう④ 内閣とは

今回で4回目となった政治の勉強。
 
ここまでお読みになれば普段のニュースを聞いてもだいぶわかるキーワードが増えてきたと思います。
 
政治の仕組み第4回目は内閣について解説したいと思います。
 
内閣を説明するには色々と順を追って解説しなければ混乱します。
 
今回勉強する項目は
 
 
・三権分立
 
・国務大臣
 
・省と庁
 
・内閣の人数
 
・内閣の仕事
 
 
です。
 
まずは三権分立です。
 
三権分立とは
 
内閣を説明するにはまず三権分立を覚えてもらいます。
 
学校のテストで必ずと言っていいほど出ますね。
 
三権分立は司法・立法・行政のことです。
 
 
司法=裁判所
 
立法=国会
 
行政=内閣
 
 
裁判所は法律に基づいて裁きを下します。
 
国会は法律をつくったり、国で使う予算を決めます。
 
内閣は国会でつくった法律などを実行に移します。
 
こうして権力を1つのところに集中させず分散し権力の濫用を防ぐことが目的です。
 
権力を持たせすぎると悪いことに使っちゃうから三つに分けましょうってことですね。
 
 
これが三権分立です。
 
 
内閣はどんな人達の集まり?
 
内閣にはどんな人達で構成されているのか、超簡単にいうと
 
総理大臣と国務大臣達です
 
国務大臣とは、文部科学大臣とか外務大臣とかですね。
聞いたことがあると思います。
 
まぁ総理大臣も国務大臣の1人ですが、一応リーダーなのでわけました。
 
内閣総理大臣は前回で説明したように国会で選ばれます。
 
その総理大臣が今度は国務大臣を選びます。
 
 
国務大臣とは各省のリーダーです。
 
 
省とは行政機関です。
 
さぁ、なんだかよくわからなくなってきましたね。
 
行政機関とは先に説明したように、国の決まりごとを実行するところですね。
 
政治を学ぶ上で、省の他にも庁という組織の存在も覚えておかなければなりません。
 
もう少し詳しく省庁についてお話ししましょう。
 
省と庁
 
例えば、国会で消費税の増税が決まったとします。
増税すると国で使えるお金が増えますよね?
そのお金の使い道を考えたりするのが財務省というところになります。
 
他にも、学校の教科書の内容を変更するとき、どのようにするかを決定するのは文部科学省というところになります。
 
 
総務省
 
法務省
 
外務省
 
財務省
 
文部科学省
 
厚生労働省
 
農林水産省
 
経済産業省
 
国土交通省
 
環境省
 
防衛省
 
国家公安委員会
 
 
以上12の省があります。
 
これは省の一覧ですが、見覚え、聞き覚えのあるものばかりだと思います。
 
1番最後に国家公安委員会というのがありますが、これも省の1つです。
 
各省にそれぞれ大臣がリーダーとなって存在します。
 
総務省には総務大臣、環境省には環境大臣といったようにです。
 
ちなみに国家公安委員会のリーダーは国家公安委員長になります。
 
 
庁とは
 
そして、省の他に庁という組織があります。
ニュースやメディアでは省と合わせて各省庁と呼ばれてますね。
 
省と庁は一体どんな関係かを一般的な企業に例えると、
 
○○部○○課
 
のような関係です。
 
部が省  課が庁です。
 
省で抱えた案件が、人手が足らなかったり専門的な知識を要する為、庁に権限を与えて仕事をしてもらったり。
 
『格』でいうと省が上、庁が下になります。
 
 
内閣の人数は何人?
 
内閣の人数は14人以内となっており、場合は16人まで増員可能となっています。
 
と、一応規定はあるんですが、その時の国内の政策やイベントによって増減があり
 
現在は16人以内 特別な場合は19人まで
 
となっています。
 
 
省の大臣 12名
まずは固定された大臣ですが、上で説明した各省の大臣12名です。忘れてはいけないのが内閣官房長官です。
 
 
官房長官 1名
そして、忘れてはいけないのが内閣官房長官です。
官房長官は総務大臣の右腕と呼ばれ、総務大臣を補佐する『内閣官房』と呼ばれる組織の長です。
 
毎日テレビの記者会見に出ているので1番顔を覚えられる官僚ではないでしょうか。
 
そして官房長官も総務大臣に指名された国務大臣の1人です。
 
 
期間限定大臣 2名
そして、期間限定大臣が2名います。東京オリンピックと、東日本大震災の復興大臣という2名
 
 
特別な場合に加えられる大臣 4名
そして進めている政策などにより特別に加えられる大臣4名
 
 
全て合わせると
 
 
各省の国務大臣12名
   +
 官房長官1名
   +
期間限定の大臣(現在2名)
   +
  特命大臣 (現在4名)
 
の19名になります。
 
 
 
内閣の仕事ってなに?
 
内閣の仕事は主に発案と法の執行です。
 
では簡単にわかりやすく説明しましょう。
 
 
内閣は日本をより良い国にする為に大臣達で会議を行います。
この内閣の会議を『閣議』といいます。
 
閣議で決定された案を『閣議決定』といいます。
 
 
例えば、国民全員に1万円あげて経済の流れを良くしよう!
 
と誰かが考えます。
 
そして閣議を開きます。
 
内閣の皆さんであ~だこ~だと話し合いが行われ・・・
 
閣議決定!となります。
 
内閣「国民に1万円ずつあげようと思うんだけど、どう?」
 
国会「じゃあ国会で話し合ってみるからちょっと待ってて」
 
国会で決定!
 
国会「国民みんなに1万あげることに決まったから関係する各省庁で色々動いてね」
 
内閣「イエッサー」
 
と、まぁこんな感じで政策や法律が決まっていきます。
 
ちなみに国会でも発案はできます。
こういう政策、ああいう法案を出したいというのは内閣だけの特権ではないということですね。
 
 
一府十二省庁いっぷじゅうにしょうちょう
 
ここまでで内閣の存在がどのようなものかはだいたいはわかったと思います。
 
ついでにもうひとつだけ覚えてもらいたいことがあります。
 
一府十二省庁です
 
十二省庁とは今までの説明でわかりますね。
 
12の省とその下の庁のことです。
 
では一府とは何か?
 
内閣府です
 
内閣府とは省の上の組織と思って下さい。
 
内閣府がどのような組織でどんな仕事をするかというと・・・
 
基本的に縛りがありません。
なんでも屋です。
 
例えばたくさんの省庁にまたがる政策を進めようとするとき、各省庁の連携をスムーズにしたり、助言をしたり。
 
そして内閣府のリーダーは内閣総理大臣です。
 
 
色んな組織がたくさんあって、内閣ってわかりにくいですね。
 
今までの説明から内閣の力関係を簡単に表すと
 
内閣府 > 省 > 庁
 
 
となります。
 
では本日の勉強はここまでです。
 
 
第4回目はややこしい内閣について説明しましたがなんとなくわかっていただけたでしょうか?
 
かる~く覚えておけば知人との会話や職場での会話で困ることがなくなりますよ!
 

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