政治の仕組みを簡単にわかりやすく勉強してみよう③ 総理大臣の決め方

皆さんこんにちは。
 
前回までは衆議院と参議院の選挙制度を勉強しましたね。
 
今回は総理大臣の決め方について勉強していきます。
 

総理大臣はどうやって決めるの?

 
総理大臣は日本のトップっていう認識がありますよね。
まぁ、トップなのにマスコミやメディア、国民、議会などで叩かれてるイメージはありますが。
 
その総理大臣は誰がどうやって決めるのかというと、内閣総理大臣指名選挙により国会議員の投票によって決まります。
 
憲法では国会議員で文民であれば総理大臣になれると記しています
 
文民とは軍人ではない人のことです。
 
これに関しては少し曖昧なところもありますが、現役自衛官ではない人、軍国主義者やそういった思想を持たない人と言う意味で解釈してもらえれば大丈夫です。
 
投票方法は衆議院と参議院に別れて行われ、それぞれの各議員が国会議員のうち1名の名前を記入し投票します
 
投票の結果、過半数の票を得た議員が衆議院と参議院で同じ人ならばその人が理大臣です。
 
両院で違う人が選ばれたなら、両院で話し合いをして決めます。
 
それでも決まらなければ伝家の宝刀【衆議院の優越が炸裂します。
便利ですねー
 
 
さて、ここからが総理大臣指名選挙のメインのお話しになリます。
 
まず国会議員は無所属の方々を除いてどこかの政党に入ってます。
 
となれば自然に自分の所属する政党の誰かに票を入れますよね。
しかも政党内ではもちろん事前に話し合いがなされているので誰に票を入れるかもほぼ決まっているといえます。
 
 
要するに国会で一番議席数が多い政党のトップが総理大臣になることがほぼ決定しているといっても過言ではありません。
 
そして内閣総理大臣は現在までに衆議院議員しか選ばれたことがありません。
 
法律上は参議院議員でも総理大臣になることは可能ですが、色々な事情が重なり衆議院が総理大臣になります。
 
 
色々な事情とは
 
■衆議院の方が国民の意見を反映させやすい。
 
■総理大臣は衆議院を解散させる権利を持っている。しかし総理大臣が参議院だと衆議院は解散させられるのに総理大臣は引き続き総理大臣で居続ける。
これはずるいって意見があります。
 
■参議院は【良識の府】と呼ばれ、衆議院の行き過ぎを抑制させる役割を果たす。
簡単にいうと、若くてイケイケな行動を大人が見守り、時には叱ってやるってところですね。
そのような立場にある参議院なので自ら先頭に立ち指揮をとるのは好ましくないということです。
 
■ただの慣例。今までそうしてきたからっていうのも1つの理由です。
 
 
 

党首とは

 
総理大臣指名選挙を勉強する上で自民党を例にして覚えてもらいたいことがあります。
※細かい話は抜きにします。
 
自民党は正式名称自由民主党といい、1955年に結党(党の立ち上げ)以来、現在までに至るまでほぼ政権を握っています。
 
政権とは国の政治を動かす権力ですね。
総理大臣のいる政党と覚えてもらっても構いません。
 
 
政権を握る党を与党
その他の政党を野党
 
 
といいます。
 
自民党総裁選
 
この言葉をニュースなどでよく耳にするかと思います。
 
これは自民党の中だけの選挙になり、一般の方は票を入れることはできず、政党員や党の関係者が票を入れることになります。
 
この自民党総裁選で1番票を集めた人が党の党首(トップ)になるわけです。
 
自民党では党首のことを総裁といいます。
党首の呼び名は各党によって違い、代表、委員長などがあります。
また党首の決め方も各党によって違います。
 
 
自民党総裁選がニュースなどで大きく取り上げられる理由は自民党が過去から現在まで1番強い党であり総裁選の結果がそのまま総理大臣指名選挙の結果に直結してしまうからです。
 
そして自民党が国会の議席の過半数を超えていれば自民党総裁=総理大臣ということがほぼ決定してしまいます。
 
よく総理大臣のことを総理総裁と呼ばれたりしてますがあくまで総裁は自民党のトップということです。
※ちなみに私は自民党推しではありませんのであしからず。
 
 
結局ここまでの話で何が言いたいのかと言うと、日本の政権を握るにはは国会でどれだけ議席を増やすかが肝になっているということです。
 
 
連立政権とは
 
連立政権。これもよく耳にする言葉ですね。
 
連立政権とは一体なんなのかというと、二つ以上の政党が協力し政権を握ることです。
 
なぜこのようなタッグを組むことになるかというと、国会で物事を決める際には国会議員の過半数という数がポイントになっています。
 
過半数とは半分より上の数です。
10人いれば6人の賛成が必要になります。
 
かなり省いて説明しますが、実は議席の政党で持っていても必ずしも意見が通るわけではありません。
 
国会で安定的に物事を決めるには、過半数より多い安定多数絶対安定多数圧倒的多数という数が必要になってきます。
 
 
なので、1番議席数を獲得した政党でも過半数に満たない場合や、過半数を超えても少し心細い議席数の場合はせっかく1番多く議席を獲得しても思い通りに物事は進みません。
 
その為、利害が一致している政党と協力し議席数を増やすことで政界を安定させることを目指します。
 
 
 
どうですか?
ここまでの解説でだんだんと日本の政治の仕組みが理解できてきたかと思います。
 
まだまだ政治の世界は奥深いですがここまで覚えればニュースをみても少しは興味が出てくるでしょう。
 
では次回は内閣についての解説をしていきたいと思いますので、どうぞ見てみてください。
 
 

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